このしつけは、ペットと人間のけじめのある生活を送るためには必要です。特に来客時に威力を発揮します。全てのお客様が犬好きとは限りません。お客様に対して、吠えたり、じゃれたり、飛びついたり、甘えたりする犬もいますが、犬が苦手な方にとってはお話どころではありません。

●屋外犬は犬舎に、室内犬の場合は部屋の隅にゲージなどハウス代わりになる物を用意しま
 す。まず子犬をハウスに連れて行き、
「ハウス」と言って中に入れます。最初は嫌がって
 足を突っ張ったりして抵抗しますが、とにかく一度は中に入れ中に入ったらその中で褒め
 てあげます。

●いったんハウスに入っても、直ぐに出てきた時には
「イケナイ」とか「ダメ」と叱り、ま
 たハウスの前に連れて行き同じ事を繰り返します。入れるたびに
「ハウス」と命令し、呼
 ばれるまで中で
静かに待つようにしつけます。







主人に呼ばれたら、いかなる場合でも何処に居ても、すぐに飛んで来るようにしつけなければいけません。しつけが十分に出来ていれば、たとえ散歩中に首輪が外れたりしても安心です。このしつけには、少量の食べ物を用意すると効果的です。

●部屋の中や、庭先で遊んでいる子犬の名前を優しく呼び、
「コイ(名前など)」の声符をか
 けます。

●手元に来たら十分に褒めてあげてから食べ物を少量与えます。注意する事は余分に上げて
 はいけないと言うことです。これを出来るようになるまで毎日数回繰り返します。

●呼んだ時にすぐ来るようであれば、次は食べ物を与えなくても大丈夫なように繰り返し訓
 練します。






子犬は好奇心が旺盛で、何にでも興味を持ちます。特に歯が抜け替わる時期には、ハウス・家具類・敷物・履物等など色々な物を遊び道具として噛んだり、運んだり、隠したりと目が離せません。子犬だからと諦めて放っておきますと、段々エスカレートして行きます。

いたずらの現場を見つけたら直ちに叱ります。しかし、一度や二度で覚えられるものでは
 ありません。だからと言って、叱ってばかりいるのも逆効果の恐れがあります。いじけた
 神経質な犬に育つ原因にもなるのです。

●子犬にとって
吠える・噛む・じゃれるは本能なのです。それらを満たしてあげるために、
 子犬が興味を持ちそうな
おもちゃ(ホームセンターや百円ショップなどのペット用品売り
 場にいろいろなおもちゃがあります。また、家庭にあるタオルなど。)を用意してあげま
 しょう。子犬にとって遊びやいたずらが、
心身の健全な成長に不可欠であると言う事も忘
 れてはいけません。

●子犬は噛む限度を、親や兄弟・姉妹と遊びながら自然に身に付けて行くものなのですが、
 早く(2ヶ月以内)から親元を離れてしまった子犬は、噛む限度を知らない事がありま
 す。このような時は、素手でじゃれ遊んであげて子犬に手や指を噛ませ本当に痛い時は叱
 るのではなく
「イタイ」と強めに言います。そうすれば子犬は噛むのをやめて、また何事
 もなかったようにじゃれ遊ぶはずです。飼い主も噛まれて痛かった時には、一言だけ言い
 何事もなかったかのようにまた遊んであげて下さい。そうすれば、自然に噛む加減と言う
 ものが身について行きます。また、噛まれて痛いときは引っ張るのではなく、逆に
子犬の
 方に押してあげる
と効果的です。

注)電気のコードやコンセントなどには特に厳しく対処して、早めに興味を持たせないよう
  にしつけてください。他の物と違い感電して死に至る場合もあり危険です。